インキンってなんなの

市販されている塗り薬などの効果・効用欄を見てみると「インキン」と書かれている場合がよくあります。良く目にすることのあるこのインキンとはどのような症状なのか疑問に思う人も多いでしょう。 インキンとは股間部分に出来る、かゆみを伴う湿疹や皮膚炎のことを総称して呼びます。そのため男性だけに起こると思われがちですが、実は女性でもインキンになる人はいるのです。 どうしてかゆくなるのかはその人によって異なりますが、よく言われるインキンタムシと呼ばれる場合は白癬菌と呼ばれるカビの一種によって引き起こされることが分かっています。 白癬菌とは水虫の原因となることでも良く知られていますが、皮膚の角質や皮下組織を侵食することにより炎症が起きて、かゆみを伴います。患部の皮膚がカサカサ乾燥したり、白い粉が拭いたようになっていると白癬菌に感染している疑いが強いといえるでしょう。 また、赤い斑点やのう胞が見られる場合もあり、輪状に患部が広がっていく場合もあります。 かゆみが我慢できずにかきむしると、皮膚が傷ついて出血をしたり色素沈着を起こします。そしてかきむしった時に出てくる体液などにも白癬菌が含まれており、そのままの手で体の他の部位を触ると白癬菌が感染してしまう恐れがあるので要注意です。 インキンの治療方法は、市販薬を利用することでも治療可能ですが、まずは患部のかゆみの原因を突き止めるために皮膚科を受診して専門医に見てもらうのがオススメです。 インキンの場合、皮膚を採取して顕微鏡で観察すればすぐに診断することが出来て、下着を脱ぐ必要も無いため手軽に検査を受けられます。 インキンだと診断されたら塗り薬と週に数回の紫外線照射により治療を行います。 また、原因菌である白癬菌は高温多湿の場所を好む性質があるため、入浴後などはよく陰部を乾かしてから下着をはくことが大切です。 また、塗り薬を塗るときは患部よりも広めに塗ることで、症状の拡大を防ぐことが出来るので、なるべく広い範囲に塗ってよく乾かしましょう。